お豆のスープ
先日種類はわからないものの、乾燥させた豆をごそっといただいたので、何かできぬかと思い、スープを作ってみました。
豆類はベジタリアンの大切なタンパク源。
下ゆでしたらグリーンピースっぽい見た目だったのですが、色と味は薄めで種類は謎のまま…
玉ねぎとジャガイモをスライスして炒め、火が通ったら下ゆでした豆とともにブレンダーにかけます。
緑のスープにしたかったので、ケールの葉を下ゆでしてる豆の鍋に2枚ほど入れてサッと火を通し、一緒にブレンダーにかけました。
再び火にかけ、水と豆乳で水分を調整。
塩コショーだけでも十分ぽいですが、頂きものの茅野屋さんの野菜だしを使ってみました。
水分量少なめで仕上げたので、なかなか食べ応えのあるスープとなりました。
味付け次第でディップにもなりそう。
いろんな豆で試しても面白いかなと思います。
Jade pearl rice
先日買い物に行った際に、"Organic Jade Pearl Rice"なるものを発見しました。
近頃お米は計り売りで買っているのですが、その計り売りコーナーで薄緑のつぶつぶに目を取られて、のぞいてみるとお米の一種だというのです。
米で育ってきた身ですが、こんな色は初めてお目にかかります。
その場でサクッと検索してみると、いろんなウェブサイトがヒットしたので、世には出ているようでした。内容までは読まなかったのですが。
旦那に聞いても知らないとの事だったので(雑学好きなのに…!) 試しに少し買ってみました。
もしかして、新種のお米かと思い、わくわくしながらお家でじっくり調べてみますと、
なんと。
竹の色素で着色した、翡翠色のオーガニックのお米でした…
Jade pearl rice と言うのも商品名のようです。
緑のお米が収穫できるようになったと言うようなニュースも一切聞いてないですし…新種のお米ではないのもわかる。
サイトとによると、調理すると、竹林の香りやほのかなバニラ風味が楽しめるとあったんですが、竹林はともかく、バニラ風味?? なんかしら添加されない限り、お米からバニラ風味はするのかしら。
とりあえず興味をそそります。
お米を洗う際に緑の色素が結構流れてしまったのですが...なんとなく緑色、いや翡翠色のお米が炊きあがりました。今回は炊飯器ではなくお鍋で調理。
普段玄米を食べているので、白米との比較は難しいのですが、白米よりややモチっとした感じでした。
嗅覚には自身があるのですが、残念ながら竹やバニラの香りは感じられませんでした...普通のお米の味。
竹の色素で着色する意図がいまいち掴めなかったのですが、ファンシーな響きのお米を試してみたい方、どうぞ。
でも私はもう買わないかなぁ〜
ヴィーガン フレンチトースト
急にフレンチトーストを食べたい気分になったので。
いつもの如く、目分量ですが、豆乳、ブラウンライスシロップ、バニラエクストラクト、ココナッツフラワー、ニュートリショナルイースト、チアシードを混ぜて、20分ほど放置。
チアシードが卵の代わりに全体をまとめてくれるのを待ちます。
今回はサワードウブレッドで作りました。油はココナッツオイル。
ザクロをトッピングすると一気に華やかに。ただ散らしただけなのに。
卵なしなんて全く気にならなくて、とても美味しくいただきました。
なぜフレンチとつくのかという話になり、調べたところ、フランスとは関係なく、アメリカ人のフレンチ氏が命名したということでした 笑 ※wiki調べ
お米のチカラ
沢山のメープルやオークの木々が色づいて、とても綺麗なのですが、道端に落ちてる量はハンパじゃないです。落ち葉集め、ご苦労さんです。と思いながら歩いております。
先日iPhoneを水没させました。2秒弱で水から引き上げたものの、画面がややチカチカするというか…画面の上3分の1も反応しなくなり、結構凹みました…
ただ完全に故障というわけでなく、まだ生きている状態だったので、何もせぬまま買い換えるのは何だか嫌だった私。足掻いてみようということで、密封袋にiPhoneが埋まるくらいの生米とともに入れ、5日間放置。
仕事で電話が必要なので、SIMカードを旦那の古い携帯に入れてやり過ごしました。
SNSで友人とは連絡が取れるのですが、電話だけのやりとりしか無い人とはもう連絡とれないし、何より写真が消えるのが悲しい。
携帯電話社会に翻弄されてるなぁ何て思いながら、水没のショックもやや薄らいで、諦め半分でいたのですが、なんと完全に復活したのです。
何でもお米が水を吸収するとかで。結構皆試して成功してるらしいんですが。
食べる以外にも、お米にはこんな素敵なことができるなんて!
水没させないように気をつければ良いだけなのであるのだが。
今回はお米の凄さと、バックアップの大切さを学びました。
お古の携帯がバックアップとして大活躍。そして写真のデータもバックアップとして保存しておくことですね。いつも旦那に言われてるけど、面倒くさがってやらぬままでいたら、こんな事件が起きてしまったので…近日中にDropboxでも使おうと思います。
砂糖と水
秋も深まって、木々が色づいてきております。 今年は比較的天気がいい日が続いているカナダ西海岸なので、至る所で大好きな紅葉が見られハッピー。
先日、お友だちから、これ絶対好きだと思うから読んでみて!と貸してもらった本を読み終えました。
群ようこさんの『ゆるい生活』です。タイトルからして素敵。とっても興味深くて一気に読んでしまいました。
群さんの漢方薬局通いのを元に、砂糖取りすぎることや体を冷やすこと、ライフスタイルなどについてのエッセイですごく読みやすい。
一応自分のからだの調子には敏感でいるつもりですが、この本を読んでチクリと心に刺さるものがややありました…
群さんと私に共通すること:甘いものが好き
砂糖は体に悪いのよーとはよく聞きますが、その理由の一つを、この本を読んで新たに学びました…
砂糖を放置するとベタつくことがあるように、砂糖には水分を取りこむ性質があるので、摂り過ぎは体の中でも水分を溜めてしまうというのです。特に水を排出しづらい体質の人は砂糖のとりすぎに要注意。体が冷えやすくなる+水が溜まり、老廃物が溜りやすくなるのです。
甘いものの食べ過ぎから群さんは謎のめまいに襲われてしまうほど水が体に滞ってしまっていたとのことで。今まで、カロリー摂り過ぎる、虫歯になる、血糖値上がるなどは聞いてきたのですが、体を冷やす、水が溜まるなどは知りませんでした。。
先週末あたりから、付き合いで甘いものを食べる機会が急増し、良くないなぁと思いながらも我慢するという選択ができなかった私。読み終わってから罪悪感を覚えました。冬に近づくにつれ、体が冷えやすいのに、体内からも冷やしていたなんて。
何でも摂り過ぎは良くないと言いますが、体も麻痺してもう要らないという感覚がなくなってしまうというのです。幸いにも、この数日、甘いものを受け付けたくない感覚が強いので、ニュートラルに近い状態ではあると信じたいのですが。どこからが食べ過ぎになるのかという境界は、漢方医さんにもわからないし、自分で感じるしかないのです。
また、一日1〜2Lの水を飲むといい説も、すべての人に当てはまるわけではないとのことで。よんでて、そりゃそうだよなぁなんて思ったのですが、水を溜め込みやすい体の人には飲み過ぎになってしまうというのです。冷暖房完備で汗をかく機会が減ったこともありますし。日本人はもともと生活の周辺に水が近い民族で、お米も水で炊きますし、乾燥した欧米のアイディアをそのまま取り入れることは、問題が起きてしまうかも。ともありました。なるほど〜
一応日本から離れたところで暮らす者としては、身を置く環のも変化も一層敏感でいたいものですが、結局、食べ物にしても、自分にあったものは、自分で模索していくしかないといいますか。からだに関心を傾けるとは、やはり大事なことなのです。
群ようこさんの『ゆるい生活』読み物としても面白いのでおすすめ。
からだと体を動かすこと
秋です。こちらは秋をイメージして選んだ色を使った水彩です。割とお気に入り。
マッサージのお仕事では、からだのコリがひどいからほぐしたいというお客さんがたくさんいらっしゃいます。 びっくりするくらい肩や肩甲骨の間がカッチカチで、なんでここまで放置していたんだろう…というケースもちょくちょく見ます。
ヨガの先生が、" Our bodies like to move" , "Our bodies are made to move" とクラス中に何度も口にしていたのを最近よく考えております。 骨や筋肉の大切なはたらきの一つにも、からだを動かすこととありますし、『人のからだは動くものとしててつくられている』というのもなんとなく納得です。
ただ、カッチコチの凝り固まった筋肉に肩甲骨が埋もれてしまっているのを見て、この人の肩は健康的に動くのだろうか。。。なんて思いながら様子を聞くと、デスクワークで座りっぱなしという方が多いです。
本来肩甲骨はざっくり言うと、上下左右に動くものなのですが、そんなカチカチの背中や肩では動きがきっと小さくなってしまっているようにみえます。あまりにも長い時間同じ姿勢でいることでが原因なのでしょうが。
肩という一部分に着目してますが、 からだを動かさないことによって、からだの本来のカタチから離れてしまっている。そう思えてなりません。
'Use it, or lose it'なんてよく耳にしますが、 私達のからだにも当てはまっている。 使うか、失うか。
先日、旦那さまともこれについて話していたのですが、子供の頃は筋肉のコリに悩まされることなんてなかく、たえず遊びまわっていられたのに…今は一日のうちからだを動かせる時間なんて随分限られて、マッサージに行かなきゃーと思うほど筋肉が凝っているのです。
大人になるって体が凝ることかねぇ〜なんて、話してたのですが、実際、仕事や日々の成人としての責任を果たすことって、動作で考えたら、同じ姿勢をとり続ける、または同じ動作を繰り返すことで成され、結果コリに繋がっているので、あり得ないとも言い切れない。
人類の歴史で見たら、車運転して移動する、デスクワークで座りっぱなし、一日中立ちっぱなしなんていう生活は最近のものなのに、基本的な体のつくりは狩りや農耕で生きてた時と同じですものね。。
大昔の人たちが肩こりに悩まされてたのかは置いといて、今、マッサージや指圧などのお店があふれるほどありますが、少し昔はそうじゃなかったはず。
運動することで生活習慣病をふせぐ云々も言われてますが、まずからだを動かさないことによって、その動かすこと自体が難しくなってしまうのだから、まずメインテナンスとしてもとりあえずストレッチするとか、ちゃんと腕を振りながら歩くとか、シンプルにからだを動かすってすごく大事なことです。
日常的に運動する!!なんて大層なことに聞こえますけどね。 単純にからだを動かす。それでいいと思います。そういうふうに人のからだは出来ているのだから。
とかいう私も今パソコンに向かってますし、絵書くときも同じ姿勢撮り続けてるし。今からストレッチします。
セルフケア
心の安寧、ゆったりとした生活というのは私の永遠のテーマでありますが、心身のバランスが取れて、はじめてそれが実感できると思ってます。
とはいえ、現代ストレス社会に生きてますし、もともとの性格的に、負けず嫌い・Noと言いづらい・割と真面目という部分があるので、自分のリズムが崩れてると感じることや、生活のバランスが取れてないなぁなんて時も。
先週は同僚や家族との集まりや、ありがたいことに仕事も忙しかったので、すこーしキリキリモード。落ち着いたらセルフケアの時間をじっくりとろう!!!と決意しながら仕事してました。
私はリズム・バランスが崩れているなと感じたら、ガッツリとセルフケアの時間もしくは日を取るようにしております。文字通り、自分を大切にする時間です。ストレッチや瞑想など、毎日の生活にも取り入れてますが、セルフケアに集中する時間をとることで、無理してしまった自分をリセットできるのです。
セルフケアはなんでもいいのです。ショッピングに行って服を沢山買う(数年前の私…)、マッサージに行く、ヨガ、散歩、瞑想、読書、音楽、おいしいものを食べる、昼寝、お風呂、友達との楽しいおしゃべり、などなど人それぞれ。以前セルフケアのクラスがありまして、クラスメートは大好きな友人との写真を眺めるのがセルフケアの一つだと話しておりました。ほほえましいです。
私にとってのセルフケアじっくりバージョンは、絵を描く、昼寝、お風呂、自然を感じる、美味しくて栄養バランスのとれた食事、ヨガ 、携帯と距離を置くなどですかね。
おいしいケーキを食べる!でも素敵です。糖分が…カロリーが…という罪悪感もあるかもですが、ケーキを楽しむことで心がハッピーなのだから、セルフケアだと思います。あえて何もしない、ダラダラするのも素敵。
マッサージに来てくださるお客さまで、長いこと体のメンテナンスをしてなくてあちこち凝ってるという方が沢山いらっしゃるのですが、それに気づいたこと、そして今セルフケアの時間をとろうとしていることはすごく素敵なことだと思います。そんな方々のお手伝いができるのは、私としても嬉しい。
まあそれがわたしのオーバーワークに繋がりやすいのですけども。笑
じぶんののからだと心に関心を持って、大事にしていくってすごく大切だと思います。
Self care = Self love です。