--- LIFE GOES ON ---

カナダ在住一児の母かつマッサージ+ボディーワーカー。食物アレルギー発覚、プラントベースダイエットへの目覚めを経て、こころと体の健やかな日々をゆるりとめざしてます。

spring cleanse

ただいま15日間のクレンズ中です。

季節の移り変わりで体調を崩しやすい時期(少なくとも私の住むところでは安定した春の日差しは遠い…)は 、ゆるりと体をリセットして新たな季節を迎える良い機会だということで。

 

冬の間、なんとなーく心身が重くなってしまった気もするので、冬の間にいろいろ停滞したものをキレイにする良い機会です。

 

今回はアユールヴェーダのスプリングクレンズを実践しております。

たくさんの方法や期間があるようですが、私は、マッサージの学校で出逢うことができた、いつも会うたび元気をもらえると尊敬する先生が紹介しているものを行なってます。

 

1〜5日目は準備期間で、徐々に酸化しやすいもの、重くて体内に停滞しやすいもとされる食べ物を食生活から抜いて行きます。

そのほか瞑想、舌磨き、オイルマッサージ、ヨガ、ゆっくりできる自分だけの時間をとるなど日々行うことも有り。

 

1日目---乳製品、アルコール、小麦製品

2日目---砂糖、動物性食物

3日目---コーヒー、カフェイン、チョコレート(!)、

4日目---加工食品

5日目---フルーツ(ジュース、ドライフルーツ含む)、ナッツ

 

と行った感じ。普段から肉や酒はとらないのですごく難しい訳でもないけど、甘いもの好きなので、砂糖抜き後はフルーツに頼っていたのですが、5日目のフルーツなしはきついです…

 

5〜10日目はムング豆とお米のお粥キチュリだけを食べます。このシンプルなお粥は消化、吸収しやすく、肝臓をリセットし体を整えてくれるといいます。

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アユールヴェーダでは、アグニ(食べ物を消化する力)を高めて、アーマ(毒素)を体から追い出す ことを促進させるよう食事を摂ることが大事で、キチュリはそれに適しているものの一つです。インドでは病人食としても食べられているそうです。

 

アユールヴェーダで最も優れた食用油とされるギーや数種類のスパイスを使います。本当にお米と豆だけのものもあるようですが、私の先生は春の野菜を加えるのをお勧めされてるので、野菜入りを食べてます。毎回変えてみるのも面白いです。

ブラウンバスマティライスは一晩水に浸したもの、ムング豆も、より栄養価が高くて消化にいいので発芽させて使っています。

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日に日に成長がわかり、なんだか楽しい発芽過程。

 

11〜15日目で最初の5日間の逆のような感じで徐々に食生活を戻す予定です。

 

現在7日目ですが、なんとなーく体が重くてだるいです。とくに甘いものが食べたいなぁとかの欲求はないですが、体がキビキビ動くのを拒否していると言いますか。マッサージの仕事でエネルギーを使うのが大変… 疲労感が… 体を使う仕事は調整が必要かも。

精神的にはすごく落ち着けていて、とりあえず、ゆったりスローダウンする良い機会、と捉えてます。自分に優しく、急かさない。

体と心の調子をいつもより注意深く観察する15日間にしたいと思っています。

 

 

 

 

 

 

 

joy a toe

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こちらjoy a toe という足の指を広げるためのもの。

ヨガスタジオなどでよく見かけますが、健康用品売り場でも似たものを見かける気がします。

 ヨガにおいては、足の指一本一本で大地を踏みしめて、体を支える土台となる足をもつことが大事だといいます。土台をしっかり築くことでその上の足、体のバランスが取れるのです。
Bring Awareness to the Toes + Improve Balance - Yoga Journal

こちらyoga journal の記事にもありますが、歩く、走るといった動きで、足の指は足を押し上げることにおいて重要な役を果たしているそうです。足の指が固まってしまうと、スムーズに歩くことすらままならない…

 

昔足の爪を割ってしまい、痛いのでできるだけ指に刺激が当たらないように動こうとしていたことをふと思い出したのですが、その難しさといったら。指もちゃんと足の一部なんだなぁ〜と感じた覚えがあります。

 

 

 

寒いと特に素足で過ごす機会が少なくなりがちですが、靴や靴下で足が窮屈に閉じ込めらると、足の指も縮こまり固まってしまうと言います。私は体は全てつながってると考えているので、足のコリやしこりは体の他の部分にも不調をきたすんじゃないかと思います。この記事でもアキレス腱や膝の腱の炎症を招く可能性があると言っています…

 

足は心臓から一番離れているので血流が滞りやすいく、老廃物も溜まりやすいので、足の指を広げることで血流や水分の流れを促すことができるのです。 

 

実際、立ち時間が長くかったり、旅行先でなんだか足が疲れている時に、このjoy-a-toe着けて足指を広げ、足を運ん上げてしばらく横になると、足がスッと軽くなり、とても気持ち良いのです。

 

私の足はもともと幅が広く、つま先が尖った靴は痛くて履けないし、屋内では裸足でいるのが好きなので、足には自由を与えてやれている方だと思います。でも、立ちっぱなしの時間が長いからか、足の裏が凝り固まっていることもしばしば。

赤ちゃんのときに立つことを覚えてから、自分の体を支えて土台の足…そう考えると、もう少しだけ大事にしてみてもいいのかなと思えてきます。

 

 

 

 

 

砂糖と水

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秋も深まって、木々が色づいてきております。 今年は比較的天気がいい日が続いているカナダ西海岸なので、至る所で大好きな紅葉が見られハッピー。

 

先日、お友だちから、これ絶対好きだと思うから読んでみて!と貸してもらった本を読み終えました。

群ようこさんの『ゆるい生活』です。タイトルからして素敵。とっても興味深くて一気に読んでしまいました。

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群さんの漢方薬局通いのを元に、砂糖取りすぎることや体を冷やすこと、ライフスタイルなどについてのエッセイですごく読みやすい。

 

一応自分のからだの調子には敏感でいるつもりですが、この本を読んでチクリと心に刺さるものがややありました…

群さんと私に共通すること:甘いものが好き

砂糖は体に悪いのよーとはよく聞きますが、その理由の一つを、この本を読んで新たに学びました…

砂糖を放置するとベタつくことがあるように、砂糖には水分を取りこむ性質があるので、摂り過ぎは体の中でも水分を溜めてしまうというのです。特に水を排出しづらい体質の人は砂糖のとりすぎに要注意。体が冷えやすくなる+水が溜まり、老廃物が溜りやすくなるのです。

 

甘いものの食べ過ぎから群さんは謎のめまいに襲われてしまうほど水が体に滞ってしまっていたとのことで。今まで、カロリー摂り過ぎる、虫歯になる、血糖値上がるなどは聞いてきたのですが、体を冷やす、水が溜まるなどは知りませんでした。。

 

先週末あたりから、付き合いで甘いものを食べる機会が急増し、良くないなぁと思いながらも我慢するという選択ができなかった私。読み終わってから罪悪感を覚えました。冬に近づくにつれ、体が冷えやすいのに、体内からも冷やしていたなんて。

 

何でも摂り過ぎは良くないと言いますが、体も麻痺してもう要らないという感覚がなくなってしまうというのです。幸いにも、この数日、甘いものを受け付けたくない感覚が強いので、ニュートラルに近い状態ではあると信じたいのですが。どこからが食べ過ぎになるのかという境界は、漢方医さんにもわからないし、自分で感じるしかないのです。

 

また、一日1〜2Lの水を飲むといい説も、すべての人に当てはまるわけではないとのことで。よんでて、そりゃそうだよなぁなんて思ったのですが、水を溜め込みやすい体の人には飲み過ぎになってしまうというのです。冷暖房完備で汗をかく機会が減ったこともありますし。日本人はもともと生活の周辺に水が近い民族で、お米も水で炊きますし、乾燥した欧米のアイディアをそのまま取り入れることは、問題が起きてしまうかも。ともありました。なるほど〜

一応日本から離れたところで暮らす者としては、身を置く環のも変化も一層敏感でいたいものですが、結局、食べ物にしても、自分にあったものは、自分で模索していくしかないといいますか。からだに関心を傾けるとは、やはり大事なことなのです。

 

群ようこさんの『ゆるい生活』読み物としても面白いのでおすすめ。

からだと体を動かすこと

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秋です。こちらは秋をイメージして選んだ色を使った水彩です。割とお気に入り。

 

マッサージのお仕事では、からだのコリがひどいからほぐしたいというお客さんがたくさんいらっしゃいます。 びっくりするくらい肩や肩甲骨の間がカッチカチで、なんでここまで放置していたんだろう…というケースもちょくちょく見ます。

 

ヨガの先生が、" Our bodies like to move" , "Our bodies are made to move" とクラス中に何度も口にしていたのを最近よく考えております。 骨や筋肉の大切なはたらきの一つにも、からだを動かすこととありますし、『人のからだは動くものとしててつくられている』というのもなんとなく納得です。

ただ、カッチコチの凝り固まった筋肉に肩甲骨が埋もれてしまっているのを見て、この人の肩は健康的に動くのだろうか。。。なんて思いながら様子を聞くと、デスクワークで座りっぱなしという方が多いです。

本来肩甲骨はざっくり言うと、上下左右に動くものなのですが、そんなカチカチの背中や肩では動きがきっと小さくなってしまっているようにみえます。あまりにも長い時間同じ姿勢でいることでが原因なのでしょうが。

肩という一部分に着目してますが、 からだを動かさないことによって、からだの本来のカタチから離れてしまっている。そう思えてなりません。 

'Use it, or lose it'なんてよく耳にしますが、 私達のからだにも当てはまっている。 使うか、失うか。

 

先日、旦那さまともこれについて話していたのですが、子供の頃は筋肉のコリに悩まされることなんてなかく、たえず遊びまわっていられたのに…今は一日のうちからだを動かせる時間なんて随分限られて、マッサージに行かなきゃーと思うほど筋肉が凝っているのです。

大人になるって体が凝ることかねぇ〜なんて、話してたのですが、実際、仕事や日々の成人としての責任を果たすことって、動作で考えたら、同じ姿勢をとり続ける、または同じ動作を繰り返すことで成され、結果コリに繋がっているので、あり得ないとも言い切れない。

人類の歴史で見たら、車運転して移動する、デスクワークで座りっぱなし、一日中立ちっぱなしなんていう生活は最近のものなのに、基本的な体のつくりは狩りや農耕で生きてた時と同じですものね。。

大昔の人たちが肩こりに悩まされてたのかは置いといて、今、マッサージや指圧などのお店があふれるほどありますが、少し昔はそうじゃなかったはず。 

 

運動することで生活習慣病をふせぐ云々も言われてますが、まずからだを動かさないことによって、その動かすこと自体が難しくなってしまうのだから、まずメインテナンスとしてもとりあえずストレッチするとか、ちゃんと腕を振りながら歩くとか、シンプルにからだを動かすってすごく大事なことです。

 日常的に運動する!!なんて大層なことに聞こえますけどね。 単純にからだを動かす。それでいいと思います。そういうふうに人のからだは出来ているのだから。 

 

とかいう私も今パソコンに向かってますし、絵書くときも同じ姿勢撮り続けてるし。今からストレッチします。

 

セルフケア

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心の安寧、ゆったりとした生活というのは私の永遠のテーマでありますが、心身のバランスが取れて、はじめてそれが実感できると思ってます。

とはいえ、現代ストレス社会に生きてますし、もともとの性格的に、負けず嫌い・Noと言いづらい・割と真面目という部分があるので、自分のリズムが崩れてると感じることや、生活のバランスが取れてないなぁなんて時も。

 

先週は同僚や家族との集まりや、ありがたいことに仕事も忙しかったので、すこーしキリキリモード。落ち着いたらセルフケアの時間をじっくりとろう!!!と決意しながら仕事してました。

私はリズム・バランスが崩れているなと感じたら、ガッツリとセルフケアの時間もしくは日を取るようにしております。文字通り、自分を大切にする時間です。ストレッチや瞑想など、毎日の生活にも取り入れてますが、セルフケアに集中する時間をとることで、無理してしまった自分をリセットできるのです。

 

セルフケアはなんでもいいのです。ショッピングに行って服を沢山買う(数年前の私…)、マッサージに行く、ヨガ、散歩、瞑想、読書、音楽、おいしいものを食べる、昼寝、お風呂、友達との楽しいおしゃべり、などなど人それぞれ。以前セルフケアのクラスがありまして、クラスメートは大好きな友人との写真を眺めるのがセルフケアの一つだと話しておりました。ほほえましいです。

私にとってのセルフケアじっくりバージョンは、絵を描く、昼寝、お風呂、自然を感じる、美味しくて栄養バランスのとれた食事、ヨガ 、携帯と距離を置くなどですかね。

 

おいしいケーキを食べる!でも素敵です。糖分が…カロリーが…という罪悪感もあるかもですが、ケーキを楽しむことで心がハッピーなのだから、セルフケアだと思います。あえて何もしない、ダラダラするのも素敵。

 

 

マッサージに来てくださるお客さまで、長いこと体のメンテナンスをしてなくてあちこち凝ってるという方が沢山いらっしゃるのですが、それに気づいたこと、そして今セルフケアの時間をとろうとしていることはすごく素敵なことだと思います。そんな方々のお手伝いができるのは、私としても嬉しい。

まあそれがわたしのオーバーワークに繋がりやすいのですけども。笑

 

じぶんののからだと心に関心を持って、大事にしていくってすごく大切だと思います。

Self care = Self love です。

 

 

queen of spice

3月ですが、カナダ西海岸は雪。どうりで寒いわけだ、と思ったら風邪気味です。

子供の頃は風邪引いたら家で休むで通りましたが、今はそうはいかない。

悪化させずになんとか回復せねば…でも薬は飲みたくない。とのことでターメリックを撮り続けております。

なぜターメリックなのかと言うと、学校のセルフケアの先生がものすごく推してたから笑 

彼女の教えは、5000年間伝え続けられているインドの生活医学アユールヴェーダに基づいています。心身における生活の知恵、哲学なども教わってまして、ものすごく深い!

そんな先生が、ターメリックは最高のスパイスなのよと話しておりまして、何がそんなにすごいのかしらと思い調べてみました。f:id:maru-anna0515:20170306150700j:image

確かにターメリックの効能はすごいようです。Queen of spice とも呼ばれているそう!

ガン予防・関節炎緩和・コレステロール値を下げる・傷の治りが早くなる・体重減少・アルツハイマー予防などなど…すごいじゃないか!今私に必要な免疫力の強化もそのひとつ。

 

先日授業で、先生が調子が悪いときに効くというお茶を飲ませてくれました。

ジンジャー・ターメリック・レモン・蜂蜜・カイエンペッパーとお水が材料。

真似て作ってみました。(適当に)

ジンジャースライスをまず火にかけて、火が通ったらレモン以外を加え、温まったら火からおろしてレモン(今回は瓶のレモン汁)を加えるだけ。辛いの苦手なのでカイエンペッパーは微量で蜂蜜多め。世界で一番美味しいお茶!とは言えないけど体に効きそうな美味しさで私は好き 笑

 

さらにPintarestでturmeric latteなるものを発見し、早速作ってみる。

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材料 Turmeric, Cinnamon, Soymilk, Blackpepper, honey, ginger

 

ブレンダーで混ぜるとありましたが、病人にそんな元気はないのでメイソンジャーに全て入れて振り、火にかけました。沸騰させない程度にあっためて完成。美味しい。

 

ターメリックを信じてからだを休めます。

 

 

restorative yoga

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こちらアボカドの種が育ったものです。小さなポットに埋めたので、あまり土がないのですが、ぐんぐん成長しております。種の中のパワーなのか、光と水のパワーなのかわかりませんが。

 

最近 Restorative Yogaのクラスをちょこちょこ取っています。先生曰く、" Practice of rest " 、休息を追求しよう。ということですかね。

枕やブランケットを使って体を支えて、無理のないポーズのまま呼吸に集中します。

努力を最小限に。快適さを最大限に。

自分自身を完全にリラックス・休息させる。と、とある記事にありました。集中力の向上にも効果的らしい。

 

先生の声もとろけるような優しさで、普段の生活の時間の流れと全く異なる空間のよう…

ポーズに無理がない分、Hatha ヨガなどよりも、呼吸をしている自分自身により集中している感覚。そしていかに快適さを追求するか…

 

Restorativeの和訳は、"元気を回復させる、力をつける"よのうです。

元気を回復させるってうのが素敵。私たちは元々パワーを持っているののだって言ってるようで。ただそれが疲れたり、頑張りすぎたりですり減ってしまうのかもですね。